法人破産 [事例1]

6000万円の会社名義の借金⇒破産手続によって全額免除0円に

設計・施工業
債務整理方法借金総額
会社破産 6000万円⇒0円

背景

Aさんの会社は、店舗の内装設計などの事業を営んでいました。当初、経営状況に問題はありませんでしたが、受注数を増やそうと、他の競合他社よりも金額を安く設定しました。
その結果、利益率が低くなり、徐々に経営は傾いていきました。さらに代表取締役であるAさんが病気のため長期入院を余儀なくされたこともあり、経営状況は益々悪化していきました。
今後に強い不安を感じたAさんは、会社閉鎖や破産手続について専門家からのアドバイスを受けようと思い立ち、当事務所へご相談にいらっしゃいました。

対応

Aさんの会社の経営状況、資産状況、復調の兆しなど今後の展望などについて、当事務所の弁護士が分析しました。その結果、会社を閉鎖して破産手続を進めていくことが妥当である旨を説明したところ、Aさんもこれに同意していただき、破産手続にてご依頼いただきました。
ご依頼後、まずは債権者の特定作業に着手しました。というのも、業種柄、外注業者が数多くありました。外注先の特定作業は、Aさんやそのご家族にも協力していただき、特定しては受任通知を発送する、といった作業を繰り返しました。(債権者数:50社以上)
また、売掛金については全額回収済みであったため、その使途について詳しく報告してもらうよう、Aさんにお願いしました。

結果

破産手続の結果、Aさんの会社名義の借金6000万円は0円になり、全額の支払義務が免除されました。

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