交通事故 [事例5]
横断歩道を歩行中に交通事故⇒過失割合が争点、賠償金690万円アップ
40代女性
主な症状 | 損害賠償金 |
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外傷性嗅覚障害 | 1110万円⇒1800万円に増 |
背景
Aさんが交差点の横断歩道を渡っていたところ、前方から右折してきた車両にはねられ、結果、頭蓋骨骨折、脳挫傷などの重傷を負ったという事例です。
その後、Aさんは症状固定となり、後遺障害8級の認定を受けました。高次機能障害にて重い等級が認定されましたが、相手方保険会社との示談交渉に不安であったAさんやそのご家族は、当事務所へご相談にいらっしゃいました。
実際、重い等級の場合、被害者ご本人が行うよりも、弁護士が示談交渉した方がより高い賠償金を獲得できる可能性が高くなるとご説明したところ、Aさんからご依頼いただきました。
対応
過失割合についての相手方保険会社の主張は、Aさんが横断歩道上の歩行者だったにもかかわらず、「加害者75:25被害者」というものでした。しかし、この点につき、「原則、横断歩道上の歩行者は100%保護されるべきである」と何度も粘り強く主張した結果、過失割合を「加害者100:0被害者」にてまとめることができました。
結果
当初、相手方保険会社から提示されていた賠償金1100万円よりも、690万円の増額となる1800万円ほどで解決させることができました。
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